無脈動チューブポンプ - FWシリーズ

無脈動チューブポンプ

脈動の影響なく安定した送液を可能にしたチューブポンプです。

 


特徴

脈動のないチューブポンプ

弊社が独自に開発したFreeWing機構により、脈動のないチューブポンプを実現しました。

 

 

技術的な詳細については、下記の記事をご覧になってください。

 

長時間利用しても流量低下しない

一般的なチューブポンプでは、チューブ劣化の影響を受けて流量が低下します。

FWは高精度流量計(NTFシリーズ)を用いた自動流量制御により、チューブ劣化による流量低下の心配がありません。

※流量計が付属するタイプに限ります。

※調節範囲に限界はあります。

貴重な液体を無駄にしない省デッドボリューム

チューブポンプの脈動を抑制する方法として、ダンパーの設置が知られていますが、ダンパー部がデッドボリュームになってしまい、貴重な液体を無駄にしてしまいます。

FWはローラーの動作だけで脈動を消すことができるので、ダンパーの設置が不要です。デッドボリュームを最小限にすることができ、貴重な液体を無駄にしません。

かんたんメンテナンス

チューブポンプの主なメンテナンス作業はチューブの交換です。FWは2つのメンテナンス機能を搭載し、チューブの交換をかんたんにします。

  • チューブ交換時期のお知らせ
  • チューブ交換モード

 

チューブは劣化していくと流量低下を引き起こします。その低下度合いを監視し、一定値を下回るとチューブの交換時期としてお知らせすることが可能です。長時間使用によるチューブの破裂等を防ぐことが可能です。

 

通常のチューブポンプは、ローラーがチューブを押し潰しているためチューブの交換が困難です。FWシリーズはチューブ交換モードに移行すると、ローラーがチューブの当たらない場所へ移動するので、簡単にチューブを交換することが可能です。

安心の安全機能を充実

安全機能も充実しており、安心してお使いいただけます。

  • 過大圧力の検出
  • 空運転の防止

 過大圧力の検出機能は、内蔵圧力センサーにより過大圧力を監視し、自動で運転を中止する機能です。バルブの開け忘れやフィルターのつまり等による、チューブ破裂の事故を回避します。

 

空運転の防止機能は、流量計を外付けすることにより一定時間送液がなければ、自動で運転を中止する機能です。配管の接続し忘れ等による液モレを最小限にすることができます。また、送液完了後の自動停止機能としてもご利用いただけます。

パソコンから操作可能

USBケーブルを接続し、FW操作ソフトをインストールすることで、パソコンからFWを操作することができます。

FW操作ソフトを使うと下記の操作が可能となります。

 

  • FWのコントロール
    • FW本体の操作パネルと同様の操作ができます
    • グラフィカルでわかりやすい画面で設定変更できます
    • タイマーを使った簡易的な操作の自動化ができます
  • FWのモニター
    • 圧力をリアルタイムにモニターできます
    • モニターしたデータはCSVに保存できます

ラインナップ

ラボシンプルタイプ

 

流量範囲を拡大した新製品です。

 ラボディスポ仕様からポンプ本体の操作パネルを省略し、PCからの操作で使用可能な仕様です。

 

 

 

 

 



パネルディスポタイプ(受注生産)

ディスプレイや操作ボタン等を取り払ったシンプルな構成です。パネルに取り付けることが可能で、装置組込み用途に向いています。


型式

区分 型式 流量範囲

操作方法

 

 

ラボシンプルタイプ FW3-LS-80 0.05~10mL/min PC
FW3-LS-240 0.5~100mL/min

パネルディスポタイプ

※受注生産品

FW3-PS-80 0.05~10mL/min 通信・PC
FW3-PS-240 0.5~100mL/min

ダウンロード

カタログ

ダウンロード
バイオテクノロジー(日本語)
FWカタログ(日本語).pdf
PDFファイル 2.8 MB

取扱説明書

ダウンロード
FW3-LS 取扱説明書
FW3-LS取扱説明書_1版(422603)-1.pdf
PDFファイル 3.1 MB
ダウンロード
FW3-LS 操作ソフト取扱説明書
FW操作ソフト取扱説明書_初版(422604)-1.pdf
PDFファイル 4.2 MB

ソフトウェア

ダウンロード
FW3-LS専用ソフトウェア
新しい圧縮された (ZIP) フォルダー.zip
zip ( 圧縮 ) ファイル 1.4 MB

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